ねえねが、風邪を拗らせて、今日から入院しました。
それはそれは、厄介な『ココロのカゼ』です。
ねえねが『カゼ』を引いていることに気がついたのは、昨年12月初旬。
全くそんな素振りを見せない子だったので、私は全く気がついてやれませんでした。
それ以降、いろいろありました。
時にカッターとお友達になってみたり、時に大量の薬が魅力的に見えたり…
どうしても、周囲の差しのべる手ではなく、天から差しのべられる手を掴みたくなってしまうようです。
学校の先生方や、病院の先生とも連携し、色々検討した結果、今日からしばらく我が家は4人暮らしとなりました。
一ヶ月ほど前におっかさんには事情を話し、それ以降も知らない振りを通してくれていましたが、
今日まで何も知らなかった子供達には、学校から帰ってきてねえねが居ない事情を説明しました。かなり動揺していましたが、頑張って受け入れてくれました。みんなで、1日も早いねえねの帰りを祈って待っていようと。
入院をさせるべき…とわかっていても、それが本当にねえねの為なのか…とも思ってしまい、胸が張り裂けそうでした。
数日前、先生と私で協議し、入院を決めてから、本人に知らせる今日まで。苦しくて寂しくて、ひとりで声を殺して泣きました。
本人としばらく会えなくなるので、なるべく一緒に居たかったのですが、顔を見ると泣いてしまいそうで、あまり側にいられませんでした。
けど、自分ではどうすることも出来なくなり、居なくなってしまいたいと言う気持ちと治りたいと言う気持ちの狭間で苦しんでいる本人が一番辛いはず。
私達がくよくよしてる場合ではないのです。
幸いは沢山続き、本人は入院を拒むこともなく、すんなり受け入れていました。
学校の先生方も、約2ヶ月、影に日向に必死でサポートをしてくださいました。
私の会社の上司や社長も、全面的にサポートをしてくれていて、辛かったら有給を使ってしばらく休んでも良いと言ってくれています。
周りで相談をした数人の友人・知人たちも、我がことのように、真剣に悩み、励まし、寄り添ってくれています。
何ヵ月、何年に及ぶ入院生活になるかは、まだわかりませんが、最善の治療が受けられ、最短で帰ってこられますように。
帰れる居場所を作って、みんなで待ちたいと思います。
前回の記事で書いた『人生最大のピンチ』は、最愛の娘を失ってしまうかもしれないという恐怖でした。
まだまだ安心は出来ませんが、病院に託し、最大のエールを送り、ねえねの生きる力を信じて、またあの子がココロから笑える日が来ることを心の底から願っています。
みなさんも、是非ひとりで悩まず、抱え込まず、辛いときは辛い、悲しいとき苦しいときは、誰かにそのことを伝えてください。誰でもいいので、聞いて貰ってください。それは、迷惑なことでも何でもありません。あなたが1人で苦しんでいることの方が、周りはよっぽど悲しいんですから。
あなたが生きていてくれることが、何よりの幸せなんですから。