テレビの前に、私のベッドがありまして。
ボクのところに用があって行ったら、
いつも着いていないテレビが着いてて、
「テレビ、なんかやってるよ」と言われたのが、音楽番組だったので、
「え、セカオワ出るの?」って言ったら、そういうことじゃなかったようで、
「ん」とベッドを指差すじゃないですか。
「ん?」と私。
なんか、大きな包み!!
あ!やられた!
ちょっと早い誕生日プレゼント!!
しかも、なんか、めちゃめちゃでかくて。
開けてみると、
これと、
これでした。
大きな猫の抱き枕と、猫のエコバッグでした。
ちゃんと、母ちゃんのツボをわかってるチョイス…
そして、ねえねが居なくて寂しいんだろうなというのを考えて選んでくれたのがよく伝わって、泣いてしまいそうなのをグッと堪えました。
ズルいんだよなぁ、そういうとこ、優しくて…
本人の前では我慢しましたが、やっぱり1人になったら嬉しくて泣いてしまいました。
一週間、引きこもり状態で、仕事はテレワークにしてもらい、家でのんびり過ごしてました。
というより、あまり外に出たくなくて、必要最低限しか外出しませんでした。
さすがに、そろそろ出ておいでと心配して上司が連絡くれて、だいぶ気がのらず…でしたが、一週間以上ぶりに会社に行って来ました。
事情を知ってる上司達は、やっぱり温かくて、
事情を知らないけど一週間も行かなかったら心配してくれていた同年代の事務員さん達は、「大丈夫??寂しかったよー」と声をかけてくれて、それでもやっぱり泣きそうになって。
この前、タイヤ屋さんに寄ったら、前記事をみた長男くんにも「大変でしたね」って声かけて貰っちゃって号泣してしまったし。
ですが、前記事から数日で、ねえねと電話する許可が主治医から出て、もう何度か電話で話をしました。
携帯の類いは持っていかれないので、公衆電話からかかってきたのを一度切って、病院にかけ直して本人に繋いで貰うシステムです。
おそらく、ナースステーションの前とかで電話してるからか、私としか話が出来ないからか、入院前はほとんど口をきいてくれなかったねえねが、電話では沢山話をしてくれるようになりました。
看護士さんいわく、まだ今の自分と向き合えていないのだそうで、そこはキチンと受けとめて向き合って治療に専念して欲しいなと思います。
3ヶ月前後で退院の予定だそうです。
治療もあり、コロナもあるので、面会はまだ先のようです。
少しずつ、少しずつですが、前に進んでいると思います。
今日は、我が家に仲間入りした「猫」を抱っこして寝たいと思います。
ボク、ありがとう。
みなさん、ありがとうです。