生まれるということ

娘達がお世話になった、保健室の先生。特に、ねえねは先生のことが大好きで、ものすごくお世話になりました。

1月に産休に入り、結局卒業式にも来られませんでした。

先生どうしてるかねぇ?

娘たちと、よく話してました。

昨日…部活の顧問で、合唱団の伴奏もされてる先生から、赤ちゃんダメだったと聞かされました。

それは、何度か先生に会うたびに、その保健の先生のことを聞いていたから。

最初は、赤ちゃんどっちだったか聞いても、まだ聞いていないと、ごまかしてくれていたのですが、

なんか嫌な予感して、もう一度昨日聞いたら、私だけに…と教えてくれました。

予定日の一週間前に胎動が感じられなくなり、異変に気付いて急いで病院に行ったそうですが、既に手遅れだったそうです。

それを聞いた先生達も、あまりにもショックで、まだ消化出来てない…とのことでした。

子供達には、言えないので、伏せているそうです。

娘達とは、万が一の話はしていたので、さすがに黙っておけず、娘ふたりと、おっかさんに話しました。

みんな、あまりにもショックで、涙も出ませんでした。

一番辛いのは、保健の先生やご主人だと思います。

今の医学をもっても、助からない命がある。

生まれるということは、本当にすごいことで、元気に生まれてきてくれることは、当たり前ではないことを改めて知りました。

言葉になりません。

どうか…先生が1日も早く元気になってくれますよう…

そして、天国に旅立った赤ちゃんが、今度はきっと元気に生まれてきてくれることを願います。

そして、先生がまたいつか…自分の腕に我が子を抱く日が訪れますように…