先日、ボクが我が家から旅立っていきました。
コロナも、なんとかボクだけで、軽症で済みまして、バタバタと引越準備して…
引っ越しの3日前の夜、ようやく合格祝いと送別会兼ねて、家族でスシローで全員揃っての最後の夕飯。
引越し予定日の前日の夜、車にパンパンに荷物を詰めて、ボクと娘2人も乗せて、いざ出発!
途中、夜中のサービスエリアに寄ったりしてて、出たのが遅かったのもあり、新居についたのは朝の4時近かったです。
朝から家具が届く予定だったので、早く寝ないといけないのに、みんな変なテンションになっていて全然寝てくれませんでしたw
ボクの布団しか無いので、私と娘たちは持っていった毛布に包まってフローリングで寝たのですが、固くて寒くて、朝起きたらカラダバキバキでした。
引越し当日は、本当にバタバタでした。
朝イチ、ニトリで頼んだ家具が配達されて、4人でベッド・机・椅子・棚を組み立てて、カーテンを取り付けて、
お昼ごろにヤマダ電機の冷蔵庫と洗濯機が届き、
時間差で電子レンジ・ケトル・炊飯器・ドライヤー・テレビ・テレビ台が届き、
午後はガス屋さんが開栓に来て、夕方ネット屋さんがネット繋ぎに来て…
合間で私だけ抜けて学校にパソコン買いに行ったり、お昼ごはん買いに行ったり。
みんなクタクタで、途中順番にお昼寝しました…。
夕方18時頃、ようやく予定していた内容が終わり、急いでホームセンターに足りないモノの買い出しへ。
閉店間際まで、4人で店中走り回って、日用品やら何やらを買ってきました。
その日に帰れるかなぁと思っていたのですが、まだまだやることあったり寝不足だったりしたので、もう一泊フローリングで寝て帰ることにw
夕飯食べて家に戻り、ボクに洗濯機の使い方と、ご飯の炊き方を実践で教えてきました。
掘り出し物のロフト付きの新築に引っ越したので、ベッドと勉強机、テレビ台を置いても、まあまあ過ごせるスペースで、ロフトは秘密基地状態で、なかなかいい部屋を借りれたなぁと思います。
翌日は、午後ボクは学校で英語のテスト、私と娘たちも地元で予定が入っていたので、朝8時半には家を出ました。
ボクを駅まで送り届け、しんみりしないように皆で笑顔で手を降って別れました。
途中途中、何度かウルっと来そうになりましたが、娘達も居たので話をしていて気が紛れて、なんとか元気に無事故で帰ってこれました。
向こうは、こちらより少し季節が早く進んでいるので、桜も少し散り始めていました。
帰りの車からは、ひらひらと桜の花びらが舞っているのが見えて、春の別れと出会いの季節を告げているようでした。
それぞれの予定をこなして、ボクとは夕方から書類やら何やらでLINEでちょこちょこやり取りしてて。
それでもわからなかったのか、夜になって電話をかけてきました。
なんとなく、元気が無いような声でした。
わからないことに質問や、今日あったこととかを話していたら、何か口ごもる様子…
「そっちのオレの部屋の2段めの引き出し開けてみて」
と言われ、電話しながら部屋に行き、引き出しを開けてみると…
ごちゃごちゃだったはずの引き出しがキレイに片付けられていて、中には、私とおっかさんと娘たち2人、それぞれ1人に1つづつ丁寧に名前が書かれた封筒が並べられていました。
ボクからのサプライズ。
それぞれに書いてくれた手紙でした。
「えー、わぁなにこれぇ…」
と戸惑う私を確認して、ボクは、
「バイバーイ」と、
しんみりしないように明るく電話を切りました。
その引き出しを見た途端、ずっと我慢していた涙が一気に溢れ出しました。
娘たちも読んで、それぞれに渡し、
私は、一人で部屋にこもって一気に読みました。
今まであった沢山の思い出や、反抗期の謝罪w、沢山の感謝の言葉…
嬉しさと寂しさで、号泣してしまいました。
自慢の母ちゃんだって。
母子家庭で寂しいこともあったけど、だからこそこんなに温かい家族なんだって思う…と。
色々辛い思いも寂しい思いもさせたと思うけど、自分の思いはちゃんと伝わっていたんだなぁ、間違ってなかったのかなぁと思うと、感謝しかなかったです。
引っ越しで持っていくの忘れたものも送らなきゃいけなかったので、家族でそれぞれお手紙の返事を書いて、今日一緒に箱に入れて送りました。
書きたいこと有りすぎて、便箋8枚も使ってしまいましたw
本当に大好きな息子。
いつの間にか、立派な優しい青年に成長していました。
寂しいけれど、物理的距離は離れても、ココロの距離は以前より一層近くなった気がします。
お母ちゃんは、これからもボクの成長を少し離れた場所から応援し続けます!
がんばれ、ボク!
帰りの高速のサービスエリアで見上げた空です。